整骨院やカイロプラクティック、マッサージや整体などの手技療法のお店や院は、一般的に“やってもらった感”がある施術の方が患者さまの支持を得られやすい傾向があります。

そのため患者さまの体に合わない、もしくは負担のかかる、ちから加減の施術が多く見受けられます。わかりやすい一例が「痛いけど終わった後はスッキリする治療」というものです。この治療におけるメカニズムは二つに大別できます。

一つは、痛みのでるほど強い刺激で患者さまの体を緊張させる。結果、痛みの出にくいポジションをキープするもの。しばらくすると痛みがぶり返す特徴があります。

もう一つは、患者さまの筋肉のガードを突き破って痛みの出るポジションを無理やり変えてしまうもの。こちらの結果はからだが壊れるか改善されるか紙一重です。上手くいくと痛みがなくなる可能性があります。

どちらの治療においてもかなりのリスクを伴います。からだの仕組みを理解していて、本当に患者さまの体を治してあげたい。と考えている治療家は選択しづらい方法だと個人的には思います。しかし“やってもらった感のある施術”がニーズとしてある以上、わかりやすい形で顧客満足を追求しているお店は今後も痛い治療を続けていくでしょう。

あしたば整骨院の施術におけるちから加減はかなりソフトです。また揉むわけではなくからだを揺らすのがメインなため、やってもらった感のある治療を期待している人からすればミスマッチになります。

せっかく貴重なお時間と費用をかけて来院されてミスマッチだと感じられたら、非常に残念ですし申し訳ない気持ちでいっぱいになります。特に新規でお越し頂く患者さまには不安がかからないようにしたいと考えております。

そのため、このような情報を発信しています。他院の施術を否定するものでは無いということをご理解頂けると幸いです。

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