指指の捻れは決まった方向があるのはご存知でしょうか?

指の捻れは法則性がある

そして、決まった方向に操作しないと改善は難しく、やり方によっては悪化する可能性すらあります。 また、指は他の関節よりも小さく繊細なため負荷がかかることで変形してしまうリスクが高い部位でもあります。

指は一度変形すると元には戻らない

指は巧緻動作(細かい動き)を行う複雑な構造であるため、ひとたび変形が起きてしまうと元に戻すのが極めて困難です。 現在の医療では、手術を施しても元通りに復元することはありません。 したがって、変形させない事が重要であり、たとえ変形し始めたとしても早期に食い止める必要があります。

指が変形する理由は様々だが、治す方法は1つ

指が変形する理由と原因は様々あります。 しかし、治し方は1つしかありません。ざっくり言えば「関節を捻る」だけです。

指の捻れを改善する4つのパターン

指の捻れを改善する動きは大抵4つのパターンに集約されます。 両方の指を内捻り 両方の指を外捻り 右指を内捻り、左指を外捻り 右指を外捻り、左指を内捻り このどれかの動きに反応して指の捻れが改善され、関節の位置が整ってくるのが通常です。

検査や評価が大事

そうすると、自分はどの方向に動かすと身体がよくなるか、または、整うかを理解することが重要になってきます。

身体の評価は難しい

たとえ自分自身の身体であっても、どうやって動かしたらよいのか理解しづらいものです。

指の変形予防は日々の習慣から

指を変形させない予防の取り組みは、自身の整う方向を確認すること。そして、その方向に日々動かすことが肝要です。

動かす方向はアドバイス致します

指を動かすべき方向は当院で評価しお伝え致します。これにより、変形しづらいすらっとした指をキープしましょう。 どこへ行ってもどこへ行っても良くならない。と、言われる事が多々あります。これは、どういう事なのか?エビデンス(根拠)を基に解説してみます。あしたば整体の院長、久保です。 治療院のホームページを閲覧している方は、少なからず現在の治療に満足してない。もしくは、身体に不具合があって、治療院を探している人であると思います。

何を求めて治療を受けるか

どこへ行っても良くならないと思われている人に、それまでの状況を伺うと、似たようなコンセプトの治療院へ複数行かれている傾向があるようです。

どこへ行っても…と思う人は当院へ

あしたば整体は、普通のマッサージや整体とは異なる施術を行います。そして、マッサージ系の治療院とは反対の考え方で治療を行なっております。 つまり、マッサージで筋肉をほぐすのではなく、骨格の位置を整えて、自然にほぐれるようにしていきます。

楽にするだけの施術では足りない

マッサージでも一時的に身体は楽になります。これは、マッサージなどの圧刺激によって、筋肉の緊張が低減するからです。 つまり、身体に対する圧力が少なくなり痛みや辛さが軽減します。

対症療法は長持ちしない

しかし、一度楽になった身体も少し時間が経過したときに症状がぶり返してきます。これは、マッサージや指圧、筋肉にアプローチする整体などでは致し方ない現象です。 なぜなら、骨組みに問題があると、脱力した自然な状態のときに姿勢が曲がってしまうからです。その結果、曲がった身体を支えるために、再び筋肉が緊張するためです。

筋肉の重要な役割

実は、筋肉の緊張とは悪者では無く、身体を支え守るための防御機能なのです。 その防御機能をマッサージによって解除するので、調子が崩れる場合があることも理屈に合います。

結局、どこに行ってもダメ?

では、どこに行ってもダメなんでしょうか? そんなことはありません。要は、筋肉へのアプローチをメインで行う行為と得たい結果のミスマッチなだけです。

骨格の位置を変える根本整体

筋肉へのアプローチではなく、骨格へ直接アプローチをする治療であれば、どこへ行っても治らないという発想から脱出できます。 そして、あしたば整体の施術は、マッサージやストレッチなどの対症療法は行いません。代わりに骨格を揺らして自然の位置へ変化させる整体を行います。 骨格の方向を評価し、自然な位置になるよう骨組みが動くような、ゆらゆらとした動きで施術します。

あしたば整体は根本治療

あしたば整体の施術を繰り返し行うと、骨格の位置が中心にまとまってくるのがわかります。 その証拠として、歩きがスムーズになる。身体がふらふらしなくなる。身体が軽くなる。などの痛みや辛さとは異なる付随的な体感を得ることができるからです。 こういう感覚は、体軸が安定しないと感じられないものです。是非、一度体験される事をおすすめ致します。 TOPに戻る

胸郭の整体について 主に、肩こりや、五十肩、また、不眠の改善に効果を発揮するため、胸郭の整体を行います。

胸郭

胸郭は補正で歪む

身体は、頭部と骨盤の位置が体幹の直線上に揃っていない状態であるとき、胸郭が立体的に歪むことで頭部、骨盤の位置補正を行います。

見た目で一方の肩が下がる

それゆえに、肩が傾いて見えるのが特徴です。この歪みは、頭部と骨盤の位置が体軸の中央から外れるほどに大きくなる傾向があります。

その結果、胸郭の周りを包んでいる筋肉は緊張して、肩こりを感じたり、背中が張ってきたりします。

肩こりの原因は胸郭上部

肩こりの原因は一般的には、腕の使い過ぎとか、同じ姿勢が続いたからと言われます。

確かに、その要因もあります。

しかし、本当の原因は胸郭上部の歪みにあります。

ちょうど首と肩口の境目は構造上、歪み方が変化するポイントでもあります。

そのため、これ以上歪ませないように、無意識に肩周りの筋肉を緊張し、ガードするのです。

これは、肩こり解消のために、すぐマッサージするのは控えた方が良い理由でもあります。

胸郭の歪みで腕も不調に

首と胸郭の境目である肩口は、医学的には胸郭上口と呼ばれています。ここは、腕に向かう神経の通り道(腕神経叢)があるため、圧迫を受けると腕の痛みや痺れが現れます。

その状態が続くと肩や肘、手首の機能障害へ

胸郭の歪んだ状態が長期間になると、胸郭の歪みに合わせて、肩や肘、手首といった関節まで歪むようになります。

その結果、五十肩や肘の痛み、手首の痛みと連鎖的に波及します。これは、四肢の症状で詳しく解説します。

背中が張ると不眠に

ちなみに、背中が張ってくると、痛みよりも不快感を強く感じるようになります。そして、この不快感の影響は、単純に背中の張りと感じるよりも不眠につながります。 不眠の原因はもちろん、様々な要因が考えられます。原因も単一であることは稀です。 しかし、背中の張りが不眠に与える影響はかなり大きいものになります。

胸郭の整体方法は

胸郭の整体は主に脇の下から動かす方法と、肋骨下部から動かす方法があります。 歪んでいる部位によって手法も異なりますが、現在のところ腋窩から肋骨の動きをつけていくのが有効であると考えております。

五十肩の矯正にも応用

五十肩は胸郭の歪みと肩甲骨の位置不良により、肩関節に負担がかかり、ついには肩関節自体に炎症が発生したものです。

この場合は、炎症が早期に改善するよう胸郭の歪みを修正する必要があります。 こちらの内容も、五十肩のページで解説します。

胸郭が歪むと、派生する不調が数多く発生するため、注意が必要です。少しでもご参考になれば幸いです。

スポーツでけがをするのはある意味避けられない事です。しかし、その後の対処が重要です。 スポーツ|蘇我のあしたば整体 こんにちは、あしたば整体の院長の久保です。今回はスポーツにおける怪我(けが)で、なおかつ、治りにくいものは整体が効果を発揮するという内容でお伝えしていきます。 蘇我周辺はフクダ電子アリーナがあり、スポーツを行うのも観戦にも最適です。

スポーツやアクティビティでのけが

また、房総の玄関口でもある蘇我周辺は、少し南に行くと、名門コースと呼ばれるゴルフ場が点在しています。更に、南へ行くと、サーフィンなどのマリンスポーツも盛んです。 マリンスポーツの代表格であるサーフィンも、けがをしやすいスポーツの1つです。また、当院で施術する事が多いゴルフでは身体の使い方によって偏りが発生します。したがって、けがをしやすいスポーツになります。 どのみち、スポーツにはケガが付き物。スポーツやアクティビティにおける怪我(けが)は、きちんとした治療を行い、残らないようにしたいものです。

当院のスポーツ外傷の患者特徴

あしたば整体には、スポーツで身体を痛めた方も数多くいらっしゃいます。ただ、スポーツで身体を痛めて、あしたば整体に来院される患者さまには、ある特徴がございます。

画像診断に映らないものを施術

当院では、X線やMRIなどの画像診断に映らない外傷を多く取り扱います。 どういう事かと言えば、骨が折れた。捻挫した。などの単純なケガは整形外科や整骨院で固定してもらったり、ちょっとリハビリで動かせば治ります。 ただ、シンプルな治療では治らないケースがあり、難しい関節症状はあしたば整体にご相談ください。、

スポーツで痛めた足首の捻挫の例

たとえば、スポーツをしていて、足首を捻ったとします。最初のうちは、足首の関節が腫れて動かすのも痛いという状態になります。そのため、固定が必要です。 1〜2週間かけて、痛みと腫れがひくにつれ、少しずつ関節を動かしていくのが、通常の流れです。

イレギュラーな捻挫の場合

しかし、強い痛みと腫れがひいてきた段階で、足首が動きづらい状態に陥る方がいらっしゃいます。 そうすると、痛みが残ったまま軽減しないと感じるようになります。 しかし、患者さまは、とりあえず動くから「まぁ、いいか」という心境で、放置してしまうようです。 更に、数ヶ月経ってもなかなか治りきらない。もしくは、だんだん動きが悪化する。その結果、痛みが強くなってくる。 これは、一般的な治療を受けている人でも同様です。 スポーツで足首を捻挫した後に、電気療法と罨法、あとは、軽いマッサージくらいで施術されてきた人は要注意です。

半年も改善しないのは、自然には治らない

半年経つのに、なかなか治らない。という人は、おそらく電気や罨法では、治らない関節だと認識してください。

スポーツでの捻挫は関節がずれる

時間が経っても、治癒しない関節は、捻っただけではなく、関節のアライメントがずれを起こしています。要するに、亜脱臼の状態です。 しかし、骨が外れているわけでは無いので、レントゲンやMRIには何も映りません。

関節がずれると面が不整になり、引っかかる

関節がずれると、基本的に引っかかるようになります。 そのため、動きづらい。もしくは、動かなくなります。 そのまま、放置していても、自然に良くなる可能性は低く、正しい方向へ関節の動きをつけてあげる必要があります。 当院は正しいルートを見つけて、自然の位置に戻してあげる整体を行います。蘇我でスポーツをされている方は頭の片隅に置いといてください。 TOPに戻る

骨折骨折の整体の適応外である。「急に痛くなった!これは、骨が折れているかも?」 こういう時は、あしたば整体に限らず、おそらくはほとんどの手技療法で適応外だと思われます。当然、当院では適応外です。

整骨院では骨折後療法を行う

整骨院は骨折の後療法という名目で、電気治療や固定の管理などを行います。 しかし、これは整復したあとの骨癒合を促進する目的のものです。

骨折を整復するためには画像診断を

骨折の整復には必ず、画像診断を行いながら、骨の断片を本来の位置に戻すことが重要です。この整復を、レントゲンも観ずに長年の経験や感触などで行う、猛者の先生がたまにいらっしゃいます。

整骨院で骨折整復したのは過去のこと

40年前、50年前はポータブルのレントゲンなどを使い、柔道整復師が骨が折れているものの整復を行っていた歴史があります。 しかし、現在では画像診断の医療機器も発達し、整形外科の医師も大勢いらっしゃいます。

骨折の診断は医師が行う

そのため、無理に柔道整復師が骨折の整復をすることはありません。きちんと、医師の診断のもと適切に対処することが求められます。

応急処置としての骨折治療

当然、骨折か捻挫ではっきりしない場合に整骨院などで診てもらう事はあります。そういう意味で整骨院は骨折の応急処置を認められています。 但し、あくまで応急処置なので、その後の診断は医師が行うのが適当です。

整体は骨がくっついている事が前提で行う

整体などの骨格矯正では、骨の位置を整える技術であって、骨折を整復する技術ではありません。 したがって、骨が折れている場合、整体は適応外となります。

痛みがある時の整体は効果が薄い

また、骨が折れると、強い痛みのため、周囲の筋肉に力が入ってしまい、上手く骨格矯正が出来ません。 痛みがあるときの整体は効果が薄いのは、以前もご紹介しましたが、同様の理由で骨折している時も整体の効果は薄くなります。

画像診断で何も無いけど、痛いときは整体を

上記の理由により、画像診断のもと、骨の画像による異常は無いけど、痛みがある場合などで整体を活用されると良いと思います。 TOPに戻る

患者とクライアント、どちらも当院にとってはお客様であることは間違いありません。ただ、クライアントと患者さんの意味合いはかなり異なります。 今日は、患者さんとクライアントの区分をお伝えしていきたいとと思います。あしたば整体の院長、久保です。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。 患者さんは、英語で綴ると、patientであり、クライアントはclientです。日本語での意味合いでは、患者といえば「痛みを抱えた人」ということになり、クライアントは「依頼者」です。

痛みが無い人はクライアント

最初は患者だった人が、10回の整体をきちんと完了したとき、おおよそ痛みは改善されます。 そうすると、文字通り患者では無い状態となります。では、その後にどうお呼びするかという事になります。 そこで、骨格(身体)をまっすぐに整える事を承るのだから、依頼者という立ち位置になり、クライアントという名称でお呼びするのが適切だという事になります。

患者であり続ける人もいる

当院には、患者さんと呼べる人は、なかなか治らない症状がこじれている人、手術などにより治る位置に戻らない事が確定している人。この2パターンです。

治りたくない心理?

一般的な症状の方はしばらく経つと、ペイシェントの域から脱出します。しかし、逆にはずっとそのままの人も一定数いらっしゃいます。 こういう場合、決まって思い込みが働きます。つまり、治りたくないのでは無く、治るはずが無いと思っているのです。これは、我々としても、なかなか難儀です。

治るひとはきちんと治る

ともあれ、治るべき身体の人は改善します。そのあとは、当院ではクライアントと呼んでおります。 この方が、維持のために通院していると理解しやすいためです。 TOPに戻る

薬が効きにくい疾患とは?

このお題で本日はお伝えしていきたいと思います。あしたば整体の院長 久保です。いつもご覧いただきありがとうございます。

薬が効きにくい疾患とは?

頭痛薬を飲んでもあんまり薬が効かない気がするのは何故ですか?というご質問を頂きます。頭痛薬として販売もしくは処方されるものは偏頭痛を抑える目的で服用します。しかし、それが効かないとなると不安に思うのが当然です。実は、薬がよく効く頭痛と効きにくい頭痛があります。この違いを解説していきたいと思います。

薬が効きやすい頭痛

頭痛薬を飲んで30分もすると痛みが楽になってきた。こういう経験を持っている人は多いはず。こういう頭痛はおそらく偏頭痛(血管性頭痛)であることが考えられます。偏頭痛は多くの場合、痛みのポイントがあり痛みがドクンドクンと脈打つ感覚があります。

血管の拡張により起こる頭痛

偏頭痛(血管性頭痛)は血管が周囲の組織(筋肉や関節、靭帯、神経)に圧迫されることが引き金となり発生します。偏頭痛の発生する前兆があるのは、この圧力を感じることや血管が拡がった感覚からだと考えられます。この偏頭痛は圧力に打ち勝とうと血管を拡張するセロトニンというホルモンを放出します。そして、血管が拡張しすぎるとドクンドクンと脈打つような痛みを感じるようになるのです。

薬が効きにくい頭痛

一方で、薬が効きにくい頭痛は、薬を飲んでも改善されにくいものに筋緊張性頭痛があります。この頭痛の特徴は筋肉の緊張によりからだが引き攣れている。もしくは、お薬の薬理作用の範疇外であるためです。通常、頭痛薬の類は痛みをブロックするのが大きな役割なため、筋肉の緊張には影響を出さないはずです。一緒に筋肉を弛める薬が出ている場合は別ですが。

 

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テクニックとコンセプトの差。というお題でお伝えしていきたいと思います。あしたば整体の院長、久保です。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

コンセプトは根幹の考え方です

患者さまから頂いた中で特に鋭い質問だな。と感じたのが「あしたばさんとほかの(治療院)差って考え方なの?」というのがありました。私自身が考えさせられる質問です。当院は当たり前にやっている事も他院はおこなっていなかったり。逆に他院が普通にやっている事を当院がやっていなかったり…どこに差異があるのか考えるきっかけになりました。

他院の努力もすごい

私は最近、他院のホームページをよく閲覧します。そこで、ほかの治療院がどういう内容を掲載しているのか勉強になることも多いです。そのなかで、成果や体験談が多く載せてあるホームページを目にします。患者さまに体験談を書いてもらって、写真を撮影してと。凄いなぁ~とただただ感心します。更に詳しく観ていくと「あれ?」と疑問に思うこともあります。

施術テクニック推しが多い傾向

〇〇テクニックと名称をつけて、テクニック推しをしている治療院は多くあります。そして、そこには症状が改善された大勢の人が体験談を写真付きで掲載されています。それだけ協力してくれる患者さまがいらっしゃるのだから成果は出ているのだと思います。ただ、施術のエビデンスが見当たらない事が多いと感じます。 実際に改善しているのでしょうからその理論の一端を掲載したら、もっと信頼性や評価が向上するでしょう。もっとも、マーケティングの一環として必要な部分しか掲載しない。という戦略で敢えてスリムなページにしている場合もあるでしょうから何とも言えません。

当院はできる限り理論を載せたい派

当院では、わかっている限りの施術に対する考え方やエビデンスは掲載したいと考えています。施術をしている最中に全ての情報をお伝えするのは難しいですし、喋りに集中して手が疎かになったら本末転倒です。今までは、患者さまの間でだけお伝えしていた情報でしたが、そろそろ外部に発信する時期に差し掛かったと感じます。この業界に入って20年が経ちました。体についての情報や見識を深めることもできました。そして、ある程度固まってきていると感じております。よりわかりやすい伝え方ができるように工夫をして参ります。


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痛いときの整体は効果が薄い。本日のお題はこちらになります。 あしたば整体の院長、久保です。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

痛いとき。頭痛

痛いときに患者さまは来院する

「痛くなったからまた来ました」こう言って再来院される方は多くいらっしゃいます。これは当院に限ったことではないようです。当院では、頭痛の整体によって痛みの原因が解消された後に、再び痛みが発生しないようメンテナンス施術をご案内しております。 しかし、様々な理由から来院を中断せざるを得ない状況はあります。本日は、そのあと。つまりは来院できなくなった後に痛くなるまでのお話です。

痛みを感じて来院するのが一般的だが…

体に不調を抱える人が、治療や施術を受けるために医療機関や施術所に訪れるのは、通常、痛みがある時です。これは普通の流れです。痛みがあるから何とかして欲しい。という急いで解決するべき課題となります。 人間のからだの仕組み的にも痛みを発生させる理由は、何を差し置いても解決させるため、また気付かせるために強い痛みを感じさせます。

痛いときの整体は効果が薄い

体からみれば痛くなってから治療するのは当たり前なのですが、実は治療するタイミングとしてはベストではないのです。痛みが感じる時は筋肉が緊張をして体や骨格を動かさないように防御をします。腹痛などで腹膜に刺激があるとき筋性防御が発生するのと似たような仕組みです。

体が痛いときはどうしても筋肉が緊張するために骨格が動きにくくなります。この状態のときに施術してもあまり効果が出ないです。骨格が動きにくいので当然です。しかし、痛みがあるので緊張をねじ伏せるように施術をすることになります。最良の成果とはならないですが、軽減はできるはずです。

2回目以降は是非とも痛くなる前に

当院では、からだへの負担や整体の成果を考慮して、痛みが出る前に来院されるようにお願いをしています。理想を言えば、月に一度の整体を定期的に受けて維持していきたいものです。そして、どうしても来院できずに痛みが出てしまった場合は、痛みのピークが下がってきてからの方が整体の成果は現れやすくなります。

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10回で改善することを目指して整体に取り組んでおります。

あしたば整骨院の院長、久保です。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

今日はよく質問を頂く、「何回くらいでよくなりますか?」について解説していきたいと思います。 私は10回で改善を感じるのが普通だと思います。


たとえ、変化しにくい身体であっても全く動かないということは、むしろ稀です。変化の早い方ですと3回で動きや症状が改善されます。変化しづらい方でも10回で症状の改善がわかるようです。

10回で改善

10回で改善の成果がない場合

逆に10回以上、整体施術をしたけど改善する気配がない。むしろ、重たくなった。という場合は、別の理由が考えられます。

たとえば、内蔵疾患の場合です。これが、不調の原因だった場合には、整体で体のバランスを整えても改善するとは考えづらいです。確かに施術した直後は体を動かされた理由で、軽くなったと感じても、すぐに元に戻ってしまいます。

10回で改善しない場合の他の原因とは…

ほかにも、神経系の疾患や精神系の疾患、骨折などの強い物理外傷の場合も整体では改善されないでしょう。根本的な原因がハッキリしている疾患を抱えている場合は、疾患の根本原因を取り除くことが先決です。

原因不明の場合

次は原因がよくわからないものについてです。不調や痛みを抱えている時に、原因や理由がハッキリしている事はめずらしいものです。ほとんどの場合、どういう理由かわからないが痛みがある。とか徐々に症状が現れたから不調の原因はわかりません。というのが一般的なのではないでしょうか?

また、症状の原因はこれかもしれない。と心当たりがあったとしても、正解とは限らない。という時も多々あります。

こういう時の痛みや不調が筋肉や関節、神経など筋骨格系に原因があると感じた場合に、みなさんは整形外科や整骨院、整体などを受診されると思います。そして、筋肉や関節、神経がどこかに触っているからみたいな診断をもらって治療や施術、リハビリに取り組むことになります。

タイトルの10回で改善

ここでタイトルの「10回で改善の成果を感じるのが普通」につながります。治療や施術は延々とやるものだと思いますか? 私は延々と治療を続けるのは患者さまと施術者の双方にとってデメリットだと考えています。

患者さまは時間の拘束と費用面の負担が大きくなり、施術者は実力が上がらず、非生産的な時間となる可能性があります。

そもそも施術者に治す気が無い場合は話が別ですが…(私はこの仕事をしている人間は全員、患者さまに良くなってもらいたいと考えているはず。と思っています。そうじゃないとこの仕事は長く続きません) 思いの部分は置いとくとして、10回くらい施術をしてみて改善をまったく感じない。感じられない。

こういった場合は別の疾患を疑って、医療機関の精密検査や高度な画像診断、ほかの医師、治療家、専門家に相談するのをおすすめします。 気持ちの切り替えが大切になります。これはからだの治療に限った話ではありません。万般に通じる大事な考え方の1つです。

「ここまでやったのだからもったいない」が邪魔に

この判断をするときに邪魔してくるのは「ここまでやったのだからもったいない」という思いです。これは「サンクコスト効果」と呼ばれています。

たしかに積み重ねたものがリセットされてしまうことに人は抵抗を感じます。しかし、よく考えてみると「ほとんど成果がでていない積み重ね」にもったいなさを感じる必要は全然ないのです。


これが「動きも痛みも変わってきていて、もう一息だ」と感じているなら無理に変えるとなれば、非常にもったいないことです。 そういう事でない場合には、変化をつけるのも一つの考え方になると思います。

10回で改善しない理由がハッキリしている場合

あと、もう一つの状況として、何かしらの理由で元には戻らないけど改善させたい。改善している。といった場合です。 これは、リハビリなどでよくある話です。身体の不具合が以前のように戻らないのが明らかな状況でどれだけ改善できるか。とチャレンジしている時は、根気よく続ける必要があります。


たとえば脊髄損傷などで下半身に麻痺がある場合は、治療や施術をしたところで神経が元通りになる道理はありません。しかし、残存機能を向上させるためにリハビリなどを行います。

このときに一定の成果が出ているのなら、途中であれこれ治療や取り組みを変えるのは好ましくありません。少し長い時間で判断・評価する必要があります。ここでは先程の10回で~の話は尺度が異なります。

10回で改善を求めないリハビリでも良い成果は求めよう

但し、リハビリであっても質の高いもの、低いものは存在します。イメージと実際の成果が異なる場合は説明を求めたり、思い切って変えたりする必要が出てくると思います。 結論としては、ある目安の回数はきちんと取り組んでみて成果が見込まれない場合は、べつの機関で診断や評価をしてもらうようにしてみてください。その目安は10回の治療回数である。という意見です。少しでも参考になれば幸いです。

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